高市早苗氏に実子がいない理由について、彼女自身がかつて公式コラムなどで率直に胸中を明かしています。その根本にあるのは、若い頃から患っていた婦人科系の疾患と、それに伴う手術や体調不良でした。
2004年に43歳で山本拓氏と結婚した高市氏は、国会議員としての激務をこなしながら、長きにわたり不妊治療に励んでいました。排卵誘発剤の投与やタイミング療法など、心身に極めて重い負担がかかる治療を続けたものの、最終的に子どもを授かることは叶いませんでした。
高市氏は当時のコラムで、「子どもを産めない体であることへの葛藤」や「夫や周囲に対する申し訳なさ」を赤裸々に吐露しています。不妊治療の身体的・精神的な痛みを身をもって知る政治家だからこそ、のちに不妊治療の保険適用拡大や少子化対策、女性の健康支援政策において、当事者の痛みに寄り添った熱心な提言を続ける原点となっています。