施設内を歩くと、日本語以外の多様な言語が飛び交っていることに気づく。北米、欧州、アジア各地から訪れるインバウンド客の比率は全体の4割近くに達しているという。その背景にあるのは、言語の壁を徹底的に削ぎ落とした「ノンバーバル(非言語)公演」の拡充だ。
光のパターン、音の周波数、物理的なギミックの操作など、言葉を知らなくても直感と洞察力で解き明かせない仕掛けが満載されている。国籍や文化背景の異なるプレイヤー同士がチームを組み、言葉を超えたジェスチャーや視線で連携しながら課題をクリアしていく光景は珍しくない。国境を越えた知的ゲームの交流拠点としての顔も、この場所は持ち合わせている。