個人間の慶弔だけでなく、企業の経理処理や取引先との金銭授受で発行される「手書きの領収書」においても、「金壱萬円也」の表記は見られます。
ビジネス実務における領収書の記載ルールは、主に以下の点が重視されます。
- 改ざん防止処理の徹底:漢数字で書く場合は「金 壱萬円 也」、アラビア数字で書く場合は「¥10,000-」や「金 10,000 円也」とし、前後に空白を作らない。
- 「也」の有無による法的有効性の違いはない:領収書に「也」が記載されていなくても、発行日・宛名・金額・但し書き・発行者情報が揃っていれば、税務上・法律上の有効性に影響はありません。
- 電子帳簿保存法下の実務:現在ではデジタルインボイスやPDF領収書が広く普及していますが、手書き領収書を発行・受領する機会も残っています。大字での手書きは偽造防止に強い信頼性を持つため、高額な取引や特定の業界では今なお重宝されています。