洗濯機はNg?シルク枕カバーの正しい洗い方とゴワゴワを防ぐ3つの秘訣

洗濯機はNg?シルク枕カバーの正しい洗い方とゴワゴワを防ぐ3つの秘訣

洗濯機はNg?シルク枕カバーの正しい洗い方とゴワゴワを防ぐ3つの秘訣についての最新情報をご紹介します。

シルク枕カバーを通常の洗濯用洗剤で洗ったり、温水でゴシゴシ擦ったりすると、一瞬で特有の滑らかさが失われ、紙のように硬くゴワゴワになってしまいます。この劣化には、シルク特有の科学的構造が関係しています。

シルクの主成分は、18種類のアミノ酸を含む「フィブロイン」というタンパク質です。一般的な粉末洗剤や液体洗剤の多くは弱アルカリ性で作られており、皮脂汚れを強力に落とす一方で、タンパク質を分解・変性させてしまいます。繊維の表面を覆う微細な組織が破壊されることで、毛羽立ちが生じ、光沢が失われて硬化するのです。

シルクの風合いを維持するためには、液性が「中性」の洗剤を選ぶ必要があります。市販されているおしゃれ着用中性洗剤の代表格であるエマールやアクロンは、繊維を傷めずに皮脂汚れを浮き上がらせる界面活性剤が使われており、シルク枕カバーの日常ケアに非常に適しています。さらにこだわりたい場合は、シルク専用にpH設計された天然由来のシルク専用洗剤を選ぶと、油分を適度に残しながらしっとり洗い上げることが可能です。

また、注意しなければならないのが漂白剤と柔軟剤です。シルク枕カバーにおいて漂白剤・柔軟剤がNGとされる決定的な理由は以下の通りです。

  • 塩素系・酸素系漂白剤:強力な酸化作用によってシルクのタンパク質を瞬時に分解し、黄ばみ、繊維の脆化(穴あき・破れ)を引き起こします。
  • 柔軟剤:繊維の表面に油膜コーティングを施すため、一時的に柔らかく感じても、シルク本来の吸湿性・放湿性を著しく低下させます。油分の蓄積によって黒ずみや吸水不良の原因にもなります。
田中 結衣
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田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。