見た目の華やかさの裏で、ダンサーたちが最も懸念するのが頭皮への負担と自髪のダメージだ。無理な引っ張りによる牽引性脱毛症や毛髪の断毛を防ぐため、プロのヘアスタイリストは編み込みの力加減を絶妙にコントロールする。自髪を編み込む際には、ペプチドやホホバオイルを配合した頭皮保護美容液を事前になじませ、摩擦と乾燥から毛髪をガードすることが不可欠だ。
ステージ終了後のケアも作品作りの一部。ハードスプレーで固めた髪を解く際は、いきなりブラシを入れず、クレンジングオイルやぬるま湯を使って固形化したジェルやスプレーをじっくりふやかしていく。編み目を解いた後は、アミノ酸系シャンプーで頭皮をやさしくマッサージするように洗い、高保湿のトリートメントで水分とタンパク質を補給する。日頃の丁寧なスカルプケアこそが、何度でも美しいブレイディングスタイルに挑戦できる健康な髪を育てる。