家庭用エンターテインメントの歴史は、ハードの進化とともに常に形を変えてきた。しかし、技術がどれほど進歩しようとも、フィジカルなパッケージや実機に宿る価値は色あせない。むしろデジタル配信が主流となった現代だからこそ、手に取れる現物資産への注目が集まっている。
いまや巨大な規模を誇るゲーム産業の足元で、二次流通を担うリユース産業の役割は極めて重い。最新世代のPlayStation 5やNintendo Switchが棚を飾る一方で、数十年前に生産を終了したカートリッジが同じ空間で堂々と主役を張る。新旧のハードウェアが違和感なく共存し、世代を超えて受け継がれていくサイクルが、ここには確立されている。