表現のインスピレーションは、デジタル空間からも絶え間なく生み出されている。InstagramやYouTubeでは、プロのイラストレーターやカリグラファーが短い動画でボールペンアートの制作過程を公開し、数百万回再生を記録する例も珍しくない。
西洋の伝統書道であるカリグラフィーの要素をボールペン向けにアレンジした「モダンカリグラフィー」や、線の組み合わせだけで動物や花びらを描く手法は、見よう見まねで始められる手軽さが受けている。タイムラプス動画で描き出される美しい筆跡は、見ているだけでも創作意欲を刺激し、「自分も試してみたい」と思わせる強い感染力を持っている。