SNSを中心に囁かれる美容体重(主にBMI 19前後を指す俗称)は、服を綺麗に着こなすための指標として若い世代に根強い人気がある。しかし、数値だけを追い求めて「体重を減らす」ことだけに固執すると、筋肉まで削ぎ落とされ、かえって代謝が落ちてメリハリのないボディラインになりかねない。
見た目を美しく保ちつつ健康を害さない秘訣は、標準体重と美容体重のギャップを「体組成」で埋めることにある。同じ55kgでも、体脂肪率が高く筋肉が少ない体と、筋肉が適度について体脂肪が絞られた体では、シルエットが全く異なる。数値という数字のドレイになるのをやめ、鏡に映る自分の肌のハリや姿勢、引き締まり具合に目を向けること。それこそが、失敗しないボディメイクの極意だ。