今回の激震は、地学的にいかなる背景のもとで引き起こされたのか。南米大陸の西側に伸びるアンドス山脈は、地球上で最もダイナミックな地殻変動が進行する地帯の一つだ。
太平洋側のナスカプレートが南米プレートの下へと潜り込むサブダクション帯(海溝)の存在が、膨大な歪みエネルギーを常に蓄積させている。特にコロンビア中部は、カリブプレートも含めた複数のプレート運動が複雑に交錯する構造線の上に位置している。
地震学者らによれば、今回は震源の深さが約150キロメートルと比較的分散しやすい中深発地震であったものの、規模が大きかったために地上へ伝わった振動が広範囲に及んだという。専門家は「この地域は地球上で最も微小地震の頻度が高い場所の一つだが、M6.8クラスの破壊力となれば話は別だ。プレート内部の断裂が新たな断層破壊を誘発する恐れがある」と指摘し、数日間の警戒を呼びかけている。