ソ・イェジの真価を語る上で欠かせないのが、世界的なシンドロームを巻き起こしたドラマ『サイコだけど大丈夫』における童話作家コ・ムニョン役です。相手役を務めたトップ俳優キム・スヒョンとの息をのむ掛け合い、反社会性パーソナリティ傾向を持つ難役を繊細かつゴージャスに体現した演技は、百想芸術大賞をはじめとする数々の栄誉にノミネートされるなど、批評家筋から極めて高い評価を獲得しました。
騒動後の2026年に放送された復帰作『イブの罠(原題:イブ)』では、13年間の歳月をかけて財閥一族を破滅へ追い込む復讐劇の主人公イ・ラエルを熱演。復讐に人生を捧げながらも愛と狂気の間で揺れ動く難解な心理描写を、鬼気迫るトーンと洗練されたタンゴの舞踏で表現し、視聴率面・演技面において女優としての揺るぎない実力を証明しました。