結論から言えば、英語でターコイズブルーを表す最も一般的な単語は「turquoise」だ。ここで多くの人が疑問に思うのが、「turquoise」だけで通じるのか、それとも「turquoise blue」と後ろにblueを補うべきかという点だろう。英語圏の日常会話やデザイン現場では、単に「turquoise」と一言発するだけで、名詞(宝石のターコイズ)としても形容詞(ターコイズ色の)としても完璧に機能する。あえて「turquoise blue」と表現する場合は、緑みがかった色調よりも特に「青みが強いターコイズ色」であることを強調したい場面に限られることが多い。
スペル面での注意点は末尾の「-oise」だ。フランス語に由来する綴りのため、初見では戸惑いやすい。そして最大の難所が発音である。カタカナ表記の「ターコイズ」に引きずられて「ta-ko-i-zu」と平坦に発音してしまうと、ネイティブの耳には即座に届かない。英語での正確な発音記号は /ˈtɜːr.kɔɪz/ または /ˈtɝː.kɔɪz/ となり、第1シラブルの「tur(ター)」に強いアクセントを置く。「コイズ」の部分は「kɔɪz(コイズ)」と滑らかに滑らせ、最後の「e」は発音しない。このメリハリを意識するだけで、現地での通じやすさは劇的に変わる。