かすみ草を綺麗にドライフラワーへ仕立てるには、花の状態が最も良い「満開直前〜満開」のタイミングで乾燥作業に入ることが鉄則です。主な製法には、茎ごと吊るして自然乾燥させる「ハンギング法」と、乾燥剤に埋め込む「シリカゲル法」の2大アプローチが存在します。用途や求めるクオリティに合わせて最適な方法を選択しましょう。
1. 簡単でナチュラルな「ハンギング法(吊るし方)」の手順
余分な下葉を丁寧に取り除き、風通しを良くするために3〜4本ずつの小さな束に分けます。茎を麻紐や輪ゴムでしっかり縛り(乾燥すると茎が細くなるため輪ゴムが便利)、直射日光が当たらない風通しの良い日陰に逆さまに吊るします。浴室乾燥機やエアコンの風が直接当たる場所を活用すると、3〜5日程度の急速乾燥が可能になり、茶色くくすむリスクを大幅に軽減できます。
2. 立体感と白さを残す「シリカゲル法」の手順
密閉容器の底にドライフラワー用細粒シリカゲルを1〜2cm敷き詰め、小分けにカットしたかすみ草を花が重ならないように配置します。その上からスプーン等を使って優しくシリカゲルを振りかけ、花全体を完全に埋没させてフタを閉めます。約3〜5日静置した後、ピンセットで優しく取り出し、柔らかい筆などで花粉や粉末を払い落とせば、生花のような立体感を保った純白のドライフラワーが完成します。