新宿野村ビルの地下に降りると、目の前に広がるのは別世界だ。吹き抜けの空間を贅沢に使ったオープンエアのテラス席には、本物の水辺が広がり、揺らめくキャンドルの炎が水面に反射している。この緻密に計算された空間設計が、都会の冷たさを一瞬で忘れさせてくれるのだ。
特にライトアップされるディナータイムの美しさは息をのむほどだ。昼間の明るく開放的なリゾート感から一転し、夜は妖艶でロマンチックなムードが空間を支配する。風が通り抜けるたびに木の葉が擦れ合う音が響き、ここが新宿の中心であることを完全に忘れさせてくれる。