Q1:南極で最も暖かい時期や場所はどれくらいの気温になりますか?
A1:南極の夏(12月〜2月頃)の沿岸部や南極半島では、気温が0℃〜5℃程度まで上がることがあります。2026年2月には南極半島北端のエスペランサ基地で18.3℃という観測史上最高気温が記録され、地球温暖化の影響として世界的な議論を呼びました。しかし、内陸高原部は夏であってもマイナス20℃〜マイナス30℃前後までしか上がりません。
Q2:北極点と南極点、真上(緯度90度)同士で比べても南極の方が寒いですか?
A2:はい、南極点の方が圧倒的に寒いです。北極点(海抜0mの氷上)の年平均気温が約マイナス15℃〜マイナス20℃であるのに対し、南極点(アムンセン・スコット基地、標高約2,835m)の年平均気温は約マイナス49℃です。同じ緯度90度であっても、標高差と大陸か海洋かの違いにより約30℃の差が生じます。
Q3:一般人が観光で行く場合、体感温度として耐えられないのはどちらですか?
A3:観光シーズン(現地の夏期)の一般ツアーで訪れる範囲であれば、どちらも適切な極地用防寒具を着用することで安全に観光が可能です。南極クルーズは主に比較的温暖な南極半島沿岸部を航行し、北極クルーズもスヴァールバル諸島周辺などを巡るため、現地の体感温度は日本の厳冬期の雪山(マイナス5℃〜マイナス15℃程度)と同等クラスです。ただし内陸部への本格遠征となると、南極内陸部は北極とは比較にならない生命の危機を伴う極低温環境となります。