青いバラの花言葉が「不可能」から「夢かなう」へ変わった真実と本数の意味

青いバラの花言葉が「不可能」から「夢かなう」へ変わった真実と本数の意味

今注目を集めている 青いバラの花言葉が「不可能」から「夢かなう」へ変わった真実と本数の意味について、主要な情報を整理して公開しています。

青いバラの花言葉の由来を語る上で外せないのが、植物生理学的な限界への挑戦です。バラにはもともと青色色素(デルフィニジン)を生合成する酵素の遺伝子が存在せず、交配育種を何百年重ねても青い花びらを咲かせることは不可能とされていました。そのため、英語圏では「blue rose」という言葉自体が「あり得ないこと」「実現不可能な相談」を意味する慣用句として使われてきた経緯があります。

この定説を根本から覆したのが、サントリーとオーストラリアのベンチャー企業による国際共同研究です。ペチュニアやパンジーの青色遺伝子をバラに導入する試行錯誤を繰り返し、14年におよぶ歳月と約30億円の投資を経て、2004年に世界初の青色色素を持つバラの開発に成功しました。この青いバラ誕生秘話と経緯は、科学界のみならず園芸界を震撼させる歴史的快挙となりました。

2009年に「サントリーブルーローズアプローズ(APPLAUSE=拍手喝采)」として一般販売が始まると、日本植木協会や花き流通の現場を中心に花言葉の見直しが一気に進みます。不可能な壁を打ち破った事実から「青いバラ奇跡夢かなう」「神の祝福」という新たな花言葉が公式に定着し、かつての「青いバラ花言葉不可能」という否定的なイメージは、現代では希望を象徴する最高の賛辞へと完全に転換しました。

中村 さくら
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中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。