「気の置けない仲間」と聞いて、あなたはどんな顔ぶれを思い浮かべるだろうか。この言葉の語源にある「気(気配り・遠慮)を置く(間に挟む)」という構造が、誤解の最大の原因だ。「気が置ける」は「遠慮してしまう、緊張する」という意味になる。そのため、それを否定した「気の置けない」は「遠慮する必要がない」という意味になるのだが、直感的に「気を許してはいけない」と脳内変換してしまう人が後を絶たない。
特にスマートフォンの画面越しに行われる短いテキストコミュニケーションでは、文脈からニュアンスを読み取ることが難しい。言葉の響きだけで判断し、ネガティブな意味として受け取ってしまうケースが多発している。