ネット上の口コミサイトやSNSを巡ると、同社に対して「社員の挨拶が礼儀正しすぎて宗教っぽい」「熱意が凄まじくて引いてしまった」という独特な感想が見受けられる。これが「宗教」という単語に結びついた最大の要因だ。家づくりという人生最大の買い物を前にした消費者は、過剰とも思える情熱や徹底された接客マナーに対して、時に身構え、警戒心を抱く。
一般的なハウスメーカーでは見られないほど、スタッフ全員が同じ方向を向き、熱量高く施主に寄り添う姿勢。それが一部の人々の目には「洗脳」「新興宗教的」という極端な言葉で映ってしまったのだ。だが、それは怪しい教義などではなく、緻密に計算されたブランド戦略と人材育成の賜物にほかならない。噂の裏側にあるのは、徹底した顧客体験の追求という実にシンプルな理由だった。