12月に入ると、SNS上では毎年のように「23日って休みだっけ?」という呟きが飛び交う。無理もない。平成の30年間にわたり、この日は冬休み直前の貴重な祝日として定着していたからだ。特に12月23日、24日(クリスマスイブ)、25日(クリスマス)という黄金の3連休パターンは、多くの人にとって冬の定番だった。
平日となった現在、オフィス街は普段通りの忙しさを見せる。それでも、長年染み付いた体感時計は簡単には書き換わらない。ある40代の会社員は「仕事をしていても、どこか頭の片隅で『本来なら休みだったはず』という甘えが出てしまう」と苦笑する。この心理的なギャップこそが、12月23日が今も特別な日であり続ける理由なのだろう。