都会を離れた彼女が新天地に選んだのは、沖縄県の石垣島だった。青い海と豊かな原生林に囲まれた土地で宿泊施設を営みながら、自給自足に近いエコな暮らしを実践する。しかし、彼女の名が再び日本中の注目を集めたのは、そのライフスタイル以上に、医療用大麻の合法化に向けた急進的な啓発活動だった。
海外における医療現場での活用事例や産業用ヘンプの可能性を訴え、2016年には国政選挙にまで出馬。だがその直後、大麻取締法違反(所持)の容疑で逮捕されるという衝撃的な事態に発展する。法廷での闘い、有罪判決、そして苛烈を極めたメディアの集中砲火。多くの人々が彼女を異端視したが、彼女自身が語っていたのは、単なる享楽のための擁護ではなく、植物の持つ可能性と医療アクセスの選択肢を広げたいという切実な想いだった。世論の激しい拒絶反応を受け止めながらも、彼女は自身の言葉を取り下げることはなかった。