阪神タイガースから侍ジャパンへの歴史を振り返ると、常に勝負の分かれ目となる局面で虎の選手たちが重要な役割を担ってきました。第1回大会(2006年)における藤川球児投手と久保田智之投手のダブル選出を皮切りに、虎の看板戦士たちが日の丸のユニフォームに袖を通しています。
特に球史に残る伝説となったのが、2013年第3回大会の台湾戦で見せた鳥谷敬内野手の「9回2死からの単独スチール」です。1点を追う絶体絶命のカウントから敢行されたスチールは、侍ジャパン史上のベストプレーとして今なお語り継がれています。この大会では能見篤史投手も先発・救援として登板し、安定した投球で投手陣を支えました。
阪神タイガースの代表選出における歴代成績を見ると、藤川投手の圧倒的な奪三振力、岩田稔投手の貴重な左腕リリーフ、2017年の藤浪晋太郎投手など、どの時代もチームの武器となる突出したスペシャリティを持つ選手が選ばれる傾向にあります。