この障害の辛さは、周囲の無理解によってさらに深まる。「気にしすぎ」「贅沢な悩み」「もっと自分に自信を持てばいい」。そうした悪気のないアドバイスが、当事者をますます追い詰める。結果として、彼らは自らの悩みを誰にも打ち明けられなくなり、部屋に引きこもり、社会から孤立していく。
「朝、鏡を見て自分の顔が許せなくて、学校に行けなくなった。親にはサボりだと言われて、死にたかった」。そう振り返る男性(24)は、数年間の引きこもり生活を経て、ようやく専門のカウンセリングにたどり着いた。早期の発見と介入があれば、これほど長い苦しみを味わわずに済んだかもしれない。