六甲八幡神社のお守りが地域住民に愛される理由は、その実用性にある。神戸という土地は、海と山という二つの自然災害のリスクを常に抱えてきた。阪神淡路大震災の経験は、多くの住民に「守られる」ことの意味を再認識させた。
地元の高齢者たちは、お守りを「心の保険」と呼ぶ。科学的根拠はないかもしれない。だが、困難な時に心の支えとなるものを持つことの価値は、決して小さくない。
若い世代の間でも、六甲八幡神社のお守りは人気だ。SNSでの口コミにより、「効果があった」との体験談が広まっている。ただし、神社側は「お守りは万能ではなく、持つ人の心がけが大切」と繰り返し伝えている。