運動会が終われば、子どもたちはあっという間に卒園を迎え、ランドセルを背負って小学校へと旅立ちます。親の背中を追いかけていた幼少期から、一歩ずつ自分の足で歩みを進める少年期・少女期への移行期。年長クラスでの親子競技は、親と子が全身で触れ合い、同じゴールを目指して汗を流す「幼少期最後のスキンシップ」とも言えます。
順位の刻印はいつか薄れるかもしれません。しかし、「お父さん、お母さんと一緒に力を合わせて走った」「手をつないで笑い転げた」というあたたかな記憶は、子どもの心深くに残り続け、今後の人生を支える自信の糧となります。綿密な企画と温かなまなざしで作り上げられた親子競技は、何物にも代えがたい一生の財産となるのです。