日南市に置かれた事務局を中心として、同協会は極めて組織的なガバナンスを展開している。上西憲男会長、石田喜克理事長、松岡真史事務局長らの指揮下で、専門特化した各種委員会が有機的に連携する構造だ。
特筆すべきは、現場の視点を徹底的に組み込んだ委員会組織の存在である。競技の安全性を担保する「安全対策委員会」や「メディカル委員会」、質の高い審判員を育成する「レフリー委員会」など、役割分担は明確そのものだ。組織の骨組みが堅固だからこそ、草の根の草野球ならぬ「草ラグビー」からトップレベルの国際合宿まで、ブレのないサポートが可能となる。
専門委員会が支える現場の安全と技術向上
安全対策委員会とメディカル委員会は、頭部外傷(脳震盪)への厳格なプロトコルを現場に徹底させている。命を守る対策に妥協はない。また、コーチ委員会とレフリー委員会が定期的に合同講習会を開催し、ルールの最新解釈や指導法の共有を行っている点も、県内競技レベルの底上げに大きく寄与している。