ベールに包まれていた夫の正体は、元「the chef cooks me」のドラマーであり、現在は音楽ディレクターや舞台音楽制作の現場で手腕を振るう飯島拓人だ。同じドラマー同士という共通項。インディーズ時代から同じステージの空気を吸い、互いのビートと苦悩を誰よりも理解できる距離感にいた二人が惹かれ合ったのは、極めて自然な成り行きだった。
派手な交際宣言も、SNSでの匂わせも一切ない。彼女が選んだのは、徹底して私生活を仕事と切り離すクラシカルで潔いスタンスだった。関係者によれば、飯島氏は裏方として彼女の多忙を献身的に支え、彼女が役者として新たな挑戦を始める際も静かに背中を押したという。家庭内では音楽談義に花を咲かせることもあれば、互いの表現領域に踏み込みすぎない絶妙な距離感を保つ。過剰にプライベートを消費させないその佇まいこそが、夫婦の絆の深さを物語っている。