2001年3月、東京ドーム公演をもって伝説のバンド「JUDY AND MARY」は解散した。あれから25年。彼らが残した「そばかす」や「Over Drive」といった名曲群は、今もなおストリーミングサービスやカラオケで世代を超えて歌い継がれている。ポップでありながらパンキッシュ、そしてどこか切ないメロディラインは、当時のリスナーだけでなく、現在のZ世代にとっても新鮮に響いているようだ。
バンドのフロントマンとして凄まじい存在感を放っていたYUKIは、解散後すぐにソロとしてのキャリアをスタートさせた。バンド時代の熱狂を背負いながらも、彼女は決して過去の栄光にすがることはなかった。むしろ、そのパブリックイメージを軽やかに脱ぎ捨て、エレクトロニカやダンスポップなど、未知のジャンルへと果敢に飛び込んでいったのだ。