学生時代から言葉への探求心を怠らなかった山本恵里伽。明治大学で学びを深めた彼女のバックボーンは、現在の巧みなアナウンス技術と丁寧な文章表現にしっかりと根を張っている。インスタグラムに添えられるキャプションは、短くとも余韻を残すものが多い。
写真を引き立たせつつ、自らの思考を静かに添えるスタイル。過度なバズを狙った煽り文句とは無縁だ。自身の足で歩き、自分の目で見たものを大切にする姿勢が、文字選び一つひとつに現れている。SNSメディアが情報過多となる現代において、彼女のタイムラインが醸し出す穏やかな品格は、読む者に心地よい読書感すら与えてくれる。