夕方になると靴がきつくなる、指輪が抜けなくなるといったむくみ(浮腫)は、体が発している「塩分過剰・水分滞留」のアラートだ。一時的な不快感として放置されがちだが、慢性化すると代謝の低下や冷えを招く。
こうした事態を防ぐため、厚生労働省は日本人の食事摂取基準において成人の塩分摂取目標量を極めて厳しく設定している。しかし現実には、多くの日本人が目標値をオーバーしているのが実情だ。日本循環器学会などの専門学会も、高血圧や心臓疾患の予防において、より踏み込んだ減塩とバランスの取れたミネラル摂取の重要性を強く呼びかけている。
むくみ(浮腫)を解消するには、加工食品や外食の頻度を見直すとともに、カリウムを豊富に含む野菜や果物を「意識して1品足す」習慣をつけることが第一歩となる。