埼玉支部はいま、空前の黄金期を迎えている。その中心にいるのが浜田だ。かつては先輩レーサーの背中を追う立場だった彼女も、今や支部を代表する看板レーサーとして後輩たちの道しるべとなっている。
宿舎やピットでの彼女の振る舞いは極めてプロフェッショナルだ。整備作業の手を休めることなく、試行錯誤を繰り返す姿は若いレーサーたちに強い刺激を与えている。「浜田さんの背中を見て練習量が格段に増えた」と語る後輩は少なくない。個人の勝利にとどまらず、支部全体のレベルを引き上げる牽引力もまた、彼女が誇る偉大な能力の一つだ。