ツボを知っていても、力の入れ方や触れ方を誤ると猫にとっては「不快な摩擦」になってしまいます。プロのキャットシッターも実践する、愛猫を極上のリラックスへ導く実践手順をマスターしましょう。
◆ 顎の下の撫で方:下からすくい上げるように
上から手をかざすと猫は視界を遮られて恐怖を感じます。必ず「下または横から指を滑り込ませる」のが鉄則です。人差し指や親指の腹を使い、顎の骨のラインに沿って下から上へ軽く押し上げるように優しく掻いてあげると、猫は自ら顎を突き出して喉を鳴らし始めます。
◆ 耳の付け根のマッサージ:円を描くようにほぐす
親指と人差し指で耳の根元を軽くつまむように挟み、小さな円を描きながら優しく揉みほぐします。耳の裏側のくぼみにあるツボを親指の腹でトントンと優しくプッシュするのも効果的です。血行が促進され、リラクゼーション効果が一気に高まります。
◆ しっぽの付け根をトントンする理由とコツ:
しっぽの付け根にある骨盤周辺には「仙骨(せんこつ)神経叢」と呼ばれる神経の束が通っており、軽い圧迫刺激が心地よい快感をもたらします。手のひらや指の腹を使い、リズミカルに「ポン、ポン」と優しくトントン叩いてあげましょう。ただし、神経が過敏な部位でもあるため、強い力で叩いたり長時間続けたりするのは厳禁です。