若者の間でカジュアルな言葉として使われがちな裏取引や援助交際的なやり取りだが、その実態はきわめてハイリスクな暴力的トラブルと隣り合わせだ。学費や生活費、遊興費を短時間で確保したいという焦りが、正常な危機管理能力を麻痺させてしまうケースは少なくない。
心理学の専門家は、「一見すると高額な金銭リターンが得られるように見える取引ほど、支配・被支配の関係に陥りやすい」と指摘する。最初は小さな金額のやり取りから始まり、徐々にエスカレートする要求に対して拒絶権を奪われていく心理的トラップが仕掛けられていることも多い。