ここ数年、メンズヘアの潮流は目まぐるしく変化してきた。強く波打つ波巻きパーマや、エッジの効いたツイストスパイラルが街を席巻した時期を経て、今、若者たちのマインドは明確に「ナチュラル」「脱・つくり込み」へと傾斜している。派手なカールは確かに目を引くが、日常のコーディネートを選ぶし、髪へのダメージや毎日のメンテの負担も無視できない。
そこで浮上したのが、カール感ではなく「質感と影」で魅せるスタイルだ。やりすぎ感は皆無。それでいて、ただの直毛やナチュラルヘアには絶対に出せない奥行きが生まれる。この絶妙なバランスこそが、過度な装飾を嫌う現代の美意識に狂いなくハマった。