夏の夜空を彩る大輪の華。なにわ淀川花火大会2026の開催を控え、観覧場所の確保は毎年激化の一途をたどる。河川敷の公式有料観覧席が早々に完売する中、現地取材で浮き彫りになったのが、堤防の背後に位置する十三東公園の圧倒的なポテンシャルだ。
打ち上げ場所からの直線距離が近く、仕掛け花火の全貌こそ堤防に一部遮られるものの、夜空高く打ち上がる大玉や尺玉の視界は遮るものがない。何より最大のメリットは、主要ルートの地獄のような混雑を回避できる点だ。多くの来場者が十三駅東口のメインストリートになだれ込む中、公園の北側を回って淀川通りを回避する裏道ルートを選択すれば、人混みに揉まれるストレスを激減させられる。混雑回避ルートとして、駅北側の住宅街を経由して公園東側アプローチから進入する経路が、現地検証でも最もスムーズだった。立ち止まって長時間の鑑賞をする際は周囲の通行に配慮が必要だが、優雅に花火の余韻を味わいたい人々にとって、ここは間違いなく知られざる特等席と言える。