シーズー子犬の里親はなぜ無料?譲渡条件と費用相場の実態を徹底取材

シーズー子犬の里親はなぜ無料?譲渡条件と費用相場の実態を徹底取材

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子犬の譲渡費用を数万円で抑えられたとしても、迎えたその日から本格的な維持費用が毎月発生します。シーズーと暮らす上で覚悟すべき最大の出費は、定期的なトリミング代と特有の健康トラブルに対する医療費です。

シーズーは被毛が伸び続ける犬種のため、毛玉や皮膚炎を防ぐために3〜4週間に1度のサロンメンテナンスが必須となります。トリミング費用は地域差がありますが、1回あたり7,000円から1万2,000円前後が相場であり、トリミング代だけで年間10万円前後は平常に支出します。

さらに注意を払うべきは日常の医療費です。シーズーは皮脂分泌が多く、マラセチア皮膚炎やアトピー性皮膚炎を発症しやすい体質を持っています。加えて、特徴的な突出した大きな目はドライアイ(乾性角結膜炎)、角膜潰瘍、逆さまつげ(睫毛内反)のリスクを常に抱えており、毎日の点眼や専用シャンプーでの薬用浴が欠かせません。シニア期に入れば僧帽弁閉鎖不全症などの心臓疾患や白内障のケアも浮上します。年間で30万〜40万円前後の飼育維持費を安定して捻出できる経済力があるかどうかが、子犬期を迎える前に直視すべき最大の現実です。

田中 結衣
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田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。