橋を渡ってすぐ左手。江の島の「顔」とも言える一等地に店を構えて数十年、貝作は島のランドマークとして君臨し続けている。1階はテイクアウトやカジュアルに浜焼きを楽しめるオープンエアな空間、上層階は落ち着いて食事を堪能できる広々としたお座敷やテーブル席が広がる。階層ごとにまったく異なる表情を見せる点が、この店の大きな魅力だ。
店先に並ぶ特大の生簀には、相模湾近海をはじめ各地から集められた新鮮な貝類がひしめく。注文が入るたびに水揚げされ、熟練の焼き手が炭火の強火で一気に焼き上げる。立ち上る湯気と弾ける醤油のしずく。通りを歩く観光客が思わず足を止めてしまうのも無理はない。