SNSやイラスト投稿サイト、Q&Aコミュニティで初心者が投稿した失敗作を検証すると、驚くほど共通した「3大NGパターン」が浮き彫りになります。
第一の落とし穴は、「首を描いてしまうこと」です。一般的なデフォルメキャラの癖で、頭の下に細い首を描いてしまうケースが多発しています。公式設定におけるパワーパフガールズには首が一切存在しません。頭部の下端に、そのまま胴体(シンプルな台形または角丸の長方形)がダイレクトにめり込むように接続されています。
第二の落とし穴は、「手足に筋肉や関節の凹凸をつけてしまうこと」です。彼女たちの腕と足は、まるで靴下やホースのようにしなやかな一本の曲線です。手首のくびれや肘の尖り、指のディテールを描いてはいけません。手先は完全な半球(ドラえもんの手のような丸)、足先は黒いスニーカーを履いた丸みのある楕円として処理するのが正解です。
第三の落とし穴は、「線の細さと弱さ」です。日本の同人イラストや繊細な美少女イラストを描き慣れている人ほど、髪の毛の束を細かく描き込んだり、細い主線で繊細に仕上げようとしてしまいます。しかし、カートゥーンネットワークの美学は「大胆なアウトライン」にあります。主線を思い切り太く、くっきりと均一に引くだけで、プロが描いたようなグラフィックデザインとしての強度が生まれます。