法執行機関の追跡はかつてないほど厳格化している。国際的な警察機構(ICPO)や主要国の捜査当局が連携し、海賊版サイトのサーバーを押収するスピードは劇的に上がった。しかし、サイト側も分散型ネットワークやAIによるドメイン自動生成技術を駆使し、閉鎖されては数分後に別アドレスで復活するという「いたちごっこ」を繰り返している。
ここで見落としてはならないのが、アクセスするユーザー側への法的包囲網だ。改正著作権法の施行以降、違法と知りながら継続的にマンガをダウンロード・閲覧する行為に対する監視の目は厳しくなっている。プロバイダへの開示請求手続きが迅速化された結果、ある日突然、自宅に損害賠償請求書や警察からの出頭要請が届く事態が現実のものとなっている。