かつてのレジェンドたちが築いた土台の上に、今やZ世代やアルファ世代の若手芸人たちが新たな解釈を上書きしている。彼らの観察対象は、テレビの中のスターではない。SNSのインフルエンサー、マッチングアプリに潜む特定タイプの人間、あるいは無機質なAIアシスタントの挙動だ。
時代が変われば、切り取られる日常も変わる。スマートフォンの画面越しに見る「あるある」を、あえて生身の人間が肉体を使って再現する。その歪みと熱量が、デジタルネイティブたちの心を掴んで離さない。彼らにとって、この舞台は自らの狂気的なこだわりを証明する聖戦の場なのだ。