アムウェイのピンレベル(階級)において最上位に位置する「クラウン・アンバサダー」や「ダブル・クラウン・アンバサダー」。彼らは日本におけるアムウェイの歴史を作ってきた人物たちだ。昭和から平成にかけて築き上げられた彼らのグループは、数万人規模にのぼることもある。
彼らの多くは、現在では直接的な勧誘活動をほとんど行っていない。すでに構築された巨大な組織からの権利収入(ロイヤリティ)によって、悠々自適の生活を送っているとされる。しかし、2026年の今、彼らのビジネスも決して安泰ではない。組織の下部を支える若年層の離脱が相次いでいるからだ。どれだけトップがカリスマ性を放っていても、土台が揺らげばその地位も危うくなる。それがネットワークビジネスの冷徹な現実である。