出版不況が叫ばれて久しい出版業界において、坂道グループの写真集は驚異的な市場規模を誇ってきました。そのなかで秋元真夏写真集売上部数はどのような位置づけにあるのか、公式ランキングデータとオリコン公表値をもとに分析します。
乃木坂46歴代写真集売上ランキングの頂点を見渡すと、白石麻衣『パスポート』(累計50万部超)や生田絵梨花『インターミッション』(累計30万部超)、山下美月や与田祐希といったトップモデル勢のメガヒットが並びます。その超大作群と比較した際、秋元の数字は一見すると中堅帯に映るかもしれません。
しかし、出版関係者が口を揃えて指摘するのは、その「抜群の消化率とリピート率」です。卒業作『振り返れば、乃木坂』が初週5.0万部を叩き出し、発売後すぐに秋元真夏写真集重版が決まった背景には、ファンコミュニティの熱量だけでなく、長年グループを精神的支柱として支えてきた彼女へのリスペクト消費が確実に存在していました。一過性の話題性で終わるグラビアとは異なり、手元に長く残したい永久保存版としての需要を獲得したことが、長期的なセールスを支えた決定打と言えます。