歓喜の初出場発表の裏で、毎年必ず物議を醸すのが「常連組の落選」です。長年連続出場を果たしてきた演歌界の大御所や、国民的知名度を誇るJ-POPバンドが選考から外れた背景には、番組全体の構成改革と持ち時間のシビアな配分があります。
主な落選理由として挙げられるのは、当年における決定的なヒット曲の有無、全国ツアーや海外展開に伴うアーティスト側のスケジュール調整難、そして視聴ターゲットのシフトに伴う演歌・歌謡曲枠の圧縮です。NHK制作陣は限られた放送枠の中で、いかに「今の音楽シーン」を切り取るかという苦渋の決断を迫られており、実績重視からリアルタイムのインパクト重視へと舵を切った結果が選考に反映されています。