日頃の買い物で避けるべきオリーブオイルには、いくつかの共通する危険な特徴があります。手にとって確認するだけで、多くの粗悪品をふるい落とすことが可能です。
1. 透明なガラス瓶やプラスチック(ペットボトル)容器に入っている
オリーブオイルの最大の天敵は「光(紫外線・蛍光灯)」と「酸素」です。オリーブオイルが遮光瓶に入っている理由は、クロロフィルという成分が光を吸収して急速に油を酸化させる「光感作酸化」を防ぐためにほかなりません。透明ボトルに入ったオイルは、店頭の照明にさらされているだけで日々酸化が進みます。また、プラスチック容器は気体透過性があり酸素が微量に通るだけでなく、油の成分によってプラスチック中の化学物質が溶出する懸念も指摘されています。
2. 500mlで数百円台など極端に安価である
本物のエキストラバージンオリーブオイルは、手摘みや丁寧な収穫後、数時間以内にコールドプレス(低温圧搾)され、厳密な温度管理のもとで保管・輸送されます。手間とコストがかかるため、500mlあたり数百円で販売することは採算上不可能です。極端な安売り品は、化学溶剤を使ったヘキサン抽出油や、脱臭・脱色されたピュアオイルとのブレンドを疑わざるを得ません。
3. 酸化したオリーブオイルの体への害
酸化した油は「過酸化脂質」へと変化します。過酸化脂質は細胞や血管を傷つけ、胃もたれや胸やけを引き起こすだけでなく、動脈硬化や生活習慣病、老化の進行を招くリスク要因となります。健康に良いはずのオリーブオイルが、容器選びや管理の不備によって体に害を及ぼす油へと変質してしまうのです。