長年にわたり段階的に進められてきた草薙駅周辺の土地区画整理事業および駅前再開発は、都市の景観を劇的に塗り替えた。南口には最新のバリアフリー機能を完備したバス・タクシーロータリーが誕生し、商業施設や医療機関、高層住宅が一体となった複合タワーがランドマークとしてそびえ立つ。電線の無電柱化が徹底された街路は空が広く感じられ、歩行者が安心して散策できる空間設計が光る。
一方の北口エリアも、周辺の大学キャンパスや研究施設との調和を意識した緑豊かなプロムナードが美しく広がる。オープンカフェや地域コミュニティが活用できるフリースペースが点在し、従来の「駅前=通過する場所」という概念を打ち破った。賑わいと静寂が心地よいバランスで共存する新しい都市デザインの成功例として、県内外の都市計画関係者からも熱い視線が注がれている。