東海北陸道における通行止めは、複数の要因によって引き起こされます。最も頻繁なのは気象条件による規制で、標高の高い区間を通過する特性上、他の高速道路と比較して規制頻度が高い傾向にあります。
降雪・凍結による冬季規制
飛騨トンネルや白川郷IC周辺の山岳区間では、11月から3月にかけて降雪による通行止めが頻発します。積雪量が50センチを超えると、除雪作業が追いつかず長時間の通行止めに発展するケースも珍しくありません。また、路面凍結による多重事故を防ぐため、予防的に通行止めが実施されることもあります。気温が氷点下に達する早朝や深夜は特に注意が必要です。
豪雨・台風による規制
6月から9月の梅雨時期と台風シーズンには、時間雨量50ミリを超える集中豪雨によって視界不良や路面冠水が発生します。特に郡上八幡IC付近から白鳥IC区間は、急勾配と急カーブが連続するため、降雨時の速度規制や通行止めが実施されやすい区間として知られています。土砂崩れのリスクが高まる状況では、安全確保のため広範囲にわたる通行止めが敷かれることもあります。
交通事故による突発的規制
大型車両の横転事故や多重衝突事故が発生した場合、現場処理と安全確認のため数時間にわたる通行止めが実施されます。特にゴールデンウィークやお盆、年末年始などの繁忙期には交通量が平常時の2倍以上に増加し、事故発生率も上昇します。荘川IC付近の急カーブ区間や、ひるがの高原SA周辺は事故多発地点として注意喚起されています。
計画的な工事規制
橋梁補修や舗装工事など、計画的なメンテナンス作業による通行止めも定期的に実施されます。これらは通常、交通量の少ない深夜帯に設定されますが、大規模工事の場合は日中や週末にかけて実施されることもあります。事前に告知されるため、公式サイトで工事予定を確認することで回避可能です。