動きのあるイラストや漫画のワンシーンを描く場合、バスケットボール正面と斜めの描き分けをマスターすることが欠かせません。アングルが変わるだけで、十字線とサイドラインの見え方は大きく変化します。
正面から見たボールは、中心の十字線が直交し、左右のカーブも左右対称になります。記号的でバスケットボールの描き方簡単なアプローチとして適していますが、やや静止した印象を与えがちです。
一方、斜め上や斜め下から見下ろすアングルでは、バスケットボールの立体的な描き方の本領が発揮されます。ポイントは以下の3点です。
・中心の十字線が楕円に変化する:球体の傾きに合わせて、縦と横の線が弧を描くようになります。赤道にあたる横のラインを手前に向かって膨らませることで、ボールの傾きを直感的に表現できます。
・サイドラインの圧縮効果(パース):奥側にあるサイドラインは短く急なカーブに見え、手前側にあるサイドラインはゆったりと長く見えます。この遠近感による見え方の違いを意識するだけで、空間に浮かんでいるような奥行きが生まれます。
・溝のフチに見える立体感:手前側の溝は太くはっきりと、奥側の溝は細くシャープに描写することで、画面全体のパースペクティブが整います。