ネイマールという偉大な精神的支柱からバトンを受け取ったのは、間違いなくヴィニシウス・ジュニオールだ。左サイドからの圧倒的な推進力と、ゲームを単独でぶち壊す決定力は、今や世界最高の領域に達している。相手ディフェンダーが二人掛かりでマークに来ようとも、その間隙を縫ってゴールを陥れる姿は、往年のファンに懐かしさと恐ろしさを同時に抱かせる。
そして、その傍らで急成長を遂げているのが若き神童エンドリッキだ。小柄ながら強靭な体幹と爆発的な加速力を持ち、エリア内での一瞬の隙を見逃さないシュートセンスはまさに「モンスター」。彼らのような新世代のアタッカー陣が前線で奏でるハーモニーは、対戦相手にとってまさに悪夢以外の何物でもない。