松岡修造氏のルーツを語る上で欠かせない最大の巨星が、曾祖父(ひいおじいさん)にあたる小林一三(こばやし いちぞう)氏です。小林一三氏は、現在の阪急電鉄、阪急百貨店、東宝、そして宝塚歌劇団を一代で築き上げ、第2次近衛内閣では商工大臣も務めた日本近代ビジネス界の巨人です。
系図の流れを辿ると、小林一三氏の次女である春子氏が、実業家・松岡辰郎氏(元東宝社長・松岡修造氏の祖父)と婚姻。その間に生まれたのが、修造氏の実父である松岡功氏です。つまり、松岡修造氏は母方・父方の双方を通じて近代日本を牽引した実業家たちの強固なネットワークを受け継いでいます。
実業界では「私鉄経営モデルの祖」と呼ばれる小林一三氏のDNAは、単なる莫大な資産にとどまらず、「人々を楽しませ、社会を元気に沸き立たせる」というエンターテインメント精神として、現在の修造氏の情熱的な活動の根底に色濃く息づいています。