ドジョウの飼育で最も多い死因の一つが、「水槽からの飛び出し事故」です。ドジョウはエラ呼吸だけでなく、水面に上がって空気を飲み込む「腸呼吸」を行う習性があります。息継ぎのために急浮上した勢いで水槽外へジャンプしたり、驚いた拍子に暴れて飛び出してしまうのです。
わずか数ミリの隙間でもすり抜けて這い出してしまうため、水槽のフタは隙間なくぴったり閉めることが絶対条件です。外掛けフィルターの給排水口まわりや給餌用の小窓など、隙間がある箇所には鉢底ネットやすき間テープを貼って完全に塞ぎましょう。
また、日本固有のドジョウは寒さに強く、屋外や無加温の水槽でも越冬が可能です。水温が10℃を下回ると底砂に潜って活動が鈍り、冬眠状態に入ります。冬越しさせる際は、水が完全に凍結しない水深を保ち、冬眠中は無理に餌を与えず静かな環境で見守ることが大切です。室内でアクティブに鑑賞したい場合は、ヒーターを設置して18℃〜22℃程度に保温すると通年活発に動きます。