水戸黄門という長尺シリーズのクオリティを支え続けたのは、制作を手掛けた株式会社C.A.Lとナショナル劇場枠を擁したTBSテレビの強力なタッグでした。佐野浅夫が主演を務めた第22部から第28部にかけての時代は、伝統的なフォーマットを守りつつも、より緻密なシナリオと情緒豊かな演出が追求された時期でもあります。
現場では、助さん役のあおい輝彦や格さん役の伊吹吾郎らレギュラー陣との息の合った連携が見事で、過酷な京都ロケの合間にも和気藹々とした雰囲気が保たれていました。長年培われたスタッフとキャストの確固たる信頼関係があったからこそ、毎週月曜夜8時という黄金枠で常に高い視聴率を記録し続けることができたのです。