Cosazi Coffeeの真骨頂は、原料選びへの厳しい眼差しにある。エチオピアの澄んだ高地で手摘みされた浅煎り豆から、コロンビアやブラジルの豊潤なボディ感を持つ中深煎り豆まで、豆が持つ「血統」と「農園の個性」を厳重に見極めている。
テロワールを極限まで引き出す焙煎温度の管理
生のコーヒー豆は、そのままでは青く硬い種子に過ぎない。熱を加えることで化学変化が起き、数百種類もの香気成分が生成される。Cosazi Coffeeでは、小規模なドラム型焙煎機を採用。一度に焙煎する量をあえて制限することで、豆の芯まで均一に熱を通す熱伝導率を実現している。
焦げによる不快な苦味を徹底的に排除する。浅煎りであっても生っぽさは皆無だ。口に含んだ瞬間に広がるのは、熟した柑橘やベリー系果実のような透明感ある酸味と自然な甘みである。
シングルオリジンが奏でる個性豊かなフレーバープロファイル
ブレンドによる味の均一化に頼らず、単一農園・単一品種の「シングルオリジン」に光を当てる。グアテマラ・アンティグア産の香ばしいナッツ感、ケニア産の鮮烈なブラックカラントのような果実香。それぞれの個性が、過不足なくカップの中に表現される。